分かってる大人のGT Car AstonMartin Virage 入庫です
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先日、ヨーロッパで2035年からのガソリン車の販売禁止という条例の撤回発表がありました
言わずともEV車の需要が伸びていない背景からです
また、昨今、ネオクラシックともいえる年代の希少車の魅力が再沸騰してきています
当然、ガソリン車になるわけですが
今やもう新車では手に入らない希少な車を大切に愛用していく
そんなカーライフの送り方も人生の愉しみ方の1つという事にフォーカスされてきたのでしょう^^
AstonMartin Virage
英国の誇る最高級スポーツカーメーカーのAstonMartinとして
DB9から大きな革新を遂げるべく重責を担った車がVirageです


ハイエンドな輸入車を少しばかり知っている人であれば
「DB9」は聞いたことがある車かと思いますが
「Virage」は知らない人も多いかと・・。
Virageを新車販売時代から扱っていた僕は
パッとみて「Virageじゃん^^いいね^^」
となりますが、
エクステリアの僅かなたった1つの部位でしかその違いはありません
さぁ、どこでしょう(笑)
ここでは書きません(笑)

AstonMartinを知れば知るほど
初代Virageから11年ぶりに蘇った近代AstonMartinの先駆けとしての「Virage」
その所有欲が沸騰します





ここで、AstinMartinのエンブレムのお話を1つ
AstonMartinのエンブレムは
「Vaughtons」というメーカー が1つ1つを職人が手作りで製作しています
↓ Vaughtons社のホームページです(見ておくべきです^^)
ヴォートンズ と呼称します
勿論、プラスチックではなくメタルとエナメルで成型されています
厚みがありますし重いです^^

そのエンブレムを人間が手でボディーに取付しているという
生産ラインでロボットがペタッと取り付けるのではなく
あえての手作業をしているのです^^
そんなエンブレムを付けた車を所有する事も至高の歓びでもありますね


Virageのブログを書くにあたり
手前味噌ですが・・
今の日本でVirageを新車で販売していた経歴を持っていて
さらにAstonMartinの中古車を扱っている
AstonMartin屋だった人間って
何人いるんだろう・・・?
居ないかも・・・。

何度かこんな事もありました・・
「興味があるアストンの中古車があったから
そこに問い合わせの連絡をしたら
アストンの事、何も知らなかった・・」
また、
「結構、適当な回答で信用感がもてなかった・・」
と・・。
そんな折には僕は
「その会社さんでAstonMartinという車を購入して良いか否かの判断をする
判断材料の1つとなるであろうお話し」
をする事があります
ここでは書きませんが(笑)
その他に、
Astonに限らず、どんな掲載車でも会社の姿勢が垣間見れるポイントもありますね

ガリ傷そのままでオーナメントの向きに無関心・・。
まぁ、色々な会社がありますが
僕は必ず直してから掲載しますし
ホイールを撮る時はオーナメントの向きは「全車全輪」真っすぐにして撮影しています^^




こんな掲載車を発見してしまいました(R7,12,21 現在)

ん?? と思いましたか?
拡大された次の掲載フォトです

爆笑しちゃいました(爆)
撮影者も写りこんでるし(笑)
と同時に、
こんな会社がAstonMartinを販売してほしくないとも思います
また、話がそれてしまいましたが
話しがそれても話しが尽きないのがAstonMartin話題ってモンですね(笑)
Virageを販売スタートに向けていつものようにジャッキアップします

Virage、DB9、Rapide, 系は、チェックすべき部位があります
往々にして癖が出ている場合が多いですが、
急務でなんとかしなければいけないという事はありません
分かってるという事が大事です^^

サスペンションのバネ1本1本まで綺麗にして
フェンダーライナーもゴミなどを除去して気持の良い状態にもっていきます



Virageはカーボンセラミックブレーキローターが標準で装備されています
基本的にブレーキダストが少ないですが
それでも、全く出ないという訳ではありません

フロント6ポッド、リヤ4ポッドのブレンボのキャリパーも合わせて
綺麗に仕上げてあげます

カーボンセラミックローターとホイールの回転バランスがあるので
ホイールを外す際は、ハブ側のどのボルトにホイール側のどのナットホールが
組んであったか?が分かるようにしておいた方が良いです

この個体、まだパッドセンサーは点灯していませんが、
納車前整備では前後ブレーキパッドは新品に交換してご納車いたします
純正パッドは鳴きが出るので
違うパッドを組む予定です^^


それにしても、
スマートでスタイリッシュなフォルムです
作業中、通行人からの視線も熱さを感じます^^


今回の新入庫な AstonMartin Virage と
僕の AstonMartin V8Vantage と共に


尽きない話ができるお付き合いも楽しいですし
そんなお話ができるご縁が繋がりますように^^
楽しみにしています