M5 という選択肢
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あらためて、今回の新入庫車のBMW-M5の「M」って?を少しだけご案内します。
BMWのラインナップの頂点に立つのが「Mシリーズ」となります。
BMWならではの「走りを極めたモデル」として君臨するMシリーズですが、
このMシリーズを手がけているのは、BMW社の関連企業であるBMW M社となります。
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M社は、BMWのモータースポーツ活動における研究・開発および車両製作を担う会社として
1972年に創業した『BMW モーター・スポーツ社』がその前身となります。
その後、レースで培われた技術を応用し、高性能スポーツカーの開発・生産をスタートしています。
「M」のネーミングが与えられた最初のモデルは、
1979年に登場したジルジアーロデザインの「M1」です。
![](https://haru-corporation.jp/wp/wp-content/uploads/2022/09/BMW-M1.jpg)
その後、数々の名車を経て、
1985年に、初代M3とM5が誕生しました。
初代M3 ブリスターフェンダーに憧れて超~欲しい車でもありましたね^^
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下写真の初代のM5は、
最高速度250km/hを記録し、当時、世界最速の4ドアセダンという称号を与えられました。
世界最高の4ドアセダンは圧倒的な走行パフォーマンスとともに、
大人5人が乗れる室内空間、そして十分なトランク容量といった実用性も兼ね備えていました。
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その後、1993年に企業名を「BMW M」と改称して、
高回転型のハイ・パフォーマンス・エンジンを生み出して、
そのエンジンパワーを最大限に発揮できるシャシーと、
さらに類い希なステアリングフィールを実現すべく開発能力を持つ企業体です。
特に高回転型エンジンは、BMW M社のこだわりを象徴したものとなっていて、
M5に搭載されているV型8気筒ツインパワーターボエンジンは、
Mモデル専用のテクノロジーの「クロス・バンク・エキゾースト・マニフォールド」を
採用することで、最大トルク69.3kgmをわずか1500rpmで発生して、
最高出力560psを発生させる7000rpmまで一気に吹け上がり、
抜群な加速力を発揮します。
![](https://haru-corporation.jp/wp/wp-content/uploads/2022/09/IMG_8601.jpeg)
新入庫のこの個体、少し乗りましたが
超絶的で・・表現する言葉が見つからないほどの驚異的な加速力をします。
僕が取扱い歴が長いAstonMartinにも、
V12Vantageをはじめ、560馬力、ぃゃ・・それ以上のパワーを誇る車種がありますし
街中は基よりサーキットでの全開走行の経験もあります。
AstonMartinと比べるのも違う話ではありますが
同じFRで、前後重量バランスが50:50というスポーツカーとして
AstonMartinは、
どこかに不安定さのある挙動と車の持つ「乗りこなせるものなら乗ってみろ」
と車が言っているような性格を肌で感じて
それを愉しむような感覚・・。
に比べて、
作りの良さ、完成度の高さ、信頼性、快適性、を感じながら
たぶん、誰が乗ってもメッチャクチャ速い・・・
![](https://haru-corporation.jp/wp/wp-content/uploads/2022/09/3_bmw_m5_f10.jpg)
「世界最速の4ドアセダン」でしょうね。
M5というと、
見るからに「M5」だと分かるエクステリアカラーが「ブルー」で
オプションの20インチを履いてるのをイメージする人も多いかと。
![](https://haru-corporation.jp/wp/wp-content/uploads/2022/09/P90078385.jpg)
そんな中、
・ブルーは・・あまり目立つのは避けたい。
![](https://haru-corporation.jp/wp/wp-content/uploads/2022/09/IMG_8430-2.jpeg)
・対取引先や近所の目の手前、または、法人所有での社員への体裁上、
パッと見は、普通の5シリーズに見える方が良い。
![](https://haru-corporation.jp/wp/wp-content/uploads/2022/09/IMG_8556.jpeg)
・でも、ハイパフォーマンスな「M5」がいい。
![](https://haru-corporation.jp/wp/wp-content/uploads/2022/09/IMG_8452-1.jpeg)
・左H圏で開発生産された車だからこそ
自然体な左Hが望ましいと思うし、左Hが好き。
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・ドライバーさんなどがお付きな方の場合、左Hの方が左後席のアテンドがスムーズ。
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という条件や感覚の方、
クオリティーの高いお勧めの1台です。
![](https://haru-corporation.jp/wp/wp-content/uploads/2022/09/IMG_8546-2.jpeg)