貴重な右ハンドルの6速MT新入庫!
- A) Aston Martin
日本に導入された2006年、V8Vantageは
マニュアルミッションしかラインナップされていないにもかかわらず
そのスタイリングと完成度の高さから、一世風靡と言ってもよい受注を得られたモデルです。
英国ゲイドンでヴァンテージ専用の組み立てラインから生産されるVHアークテクチャーのシャーシに
4300ccのオールアルミV型8気筒DOHC32バルブのエンジンを
トランスアクスル形式でグラツィアーノ製の6速マニュアルで駆ります。
抜群の運動性能から、ニュルブルクリンク24時間レースやルマンでも
AstonMartinワークスチームは勿論、多くのプライベートチームがこの車を採用して
活躍した生粋のスポーツカーです。
当時、私は正規ディーラーの営業マネージャーとして現場にいましたが
マニュアル車を何十年も運転した事がない高齢のお客様が
満面の笑みで頬を緩ませながら、外装、内装、ステッチカラーなどの仕様を考えながら
注文書にサインしてくれたものです。
月販台数をまとめる報告書が7台しか記載する欄が無かったのですが
(それまでのDB7などの受注平均台数から7台枠でも十分だったので・・)
その報告書が月に1枚では足りない位の販売台数がありました。
当時、個人的にも本気で欲しいと思った車でもあります^^
オプション込みで約1600万円平均のこの車は飛ぶように売れた時代ですが
流石にサラリーマンが所有するには到底手が届かず
その後、長い期間に渡りアストンマーティンを取り扱っていながら
この「V8Vantageのマニュアル」だけは、特別に意識していた車ですし
一般の方々も、相当に意識している車だと思います。
日本人の神経質な性質から、日本で流通している個体は状態が良いという事で
外国の方が日本に仕入れに来て
状態の良い悪いかかわらず、結構、海外に流出してしまっています。
そんな中、
低走行で、状態が良く、メンテナンスもキチンとおこなってきた
この個体は、拘りの仕入れに相応しい1台です。
ジェントルな佇まいとは裏腹に
排気バルブが開いた時の快感サウンドは勿論ですが
アストンマーティンを所有するという喜びとステイタスと愉しさは
是非、味わえるなら味わってみてください^^。
今現在、中古車市場で流通している個体で
右ハンドルのマニュアルで、これだけ綺麗な個体はないのでは?
と思っています^^
回りからは、
「売らないで自分で持っていた方が絶対にいいよ」
とまで言われていますので
掲載していながらも
今でも悩んでいます・・・・・・・・・・・・。
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