AstonMartin RapideS その魅力 その1
- A) Aston Martin
- C) ご納車や日々の事
かれこれ7年のお付き合いになるお客様のRapideS
僕が新車で販売させていただいたお車になります
ご自宅の外壁の塗装工事の為、
暫く車を預かっていてほしいとの事で
約1ヶ月半位、お預かりしていました^^
弊社は、店舗の他にセキュリティーを効かせた
屋内倉庫を所有しております
高額な車ですので
預け中の車の管理にも信用が持てなければ
相談はいただけないでしょう^^
勿論、快諾でお預かりしておりました^^
お預かり期間中は、
バッテリーコンディションの管理は勿論ですが
1ヶ月以上、停めた場所から車を動かさないと
タイヤもフラットスポットが出来てしまい
走行中の振動に繋がりますので
その辺りもキチンと管理と面倒を見ていましたので
大丈夫です♪
お客様のご自宅工事も終わったとの事で
そろそろご納車の為に倉庫から店舗に移動してきました。
新車時から僕の口煩い注意点を守っていただいているので
機関良好は勿論ですが
室内についても
真っ白なレザーにもかかわらず
ハイクオリティな状態を維持してくれています^^
ピアノブラックパックを纏うインテリアも
小傷もありませんので嬉しい限りです♪
RapideSって
最高にお洒落で優雅な車ですので
昨今、中古車市場でも人気な車種でもありますが・・
値段優先で購入して
この車の注意点なども分からずに
にわか知識でAstonMartinのオーナーになって
愉しめずに・・壊して・・売却・・
勿体ないですね(泣)
「自然吸気V型12気筒エンジン」
と
「本物の品質」
を安心して愉しみたいもんです^^
RapideS
デビュー当時から新車で関わってきていましたが
今もなお、細かな作りこみやジョーク?の効いた部位が大好きです
AstonMartinといえばスワンウィングドアですが
4ドアで4枚のドアが跳ね上がるのもこの車ならではでしょうね
この事は知っている人も多いかと思いますが
Aston史上過去一番長いサイドストレイクを持っているのがRapideS(Rapide)でもあります
なるほど!たしかに!
とお思いの人も(笑)
金属製のストレイクがドア側にも延長されて装着されます
ドアはスワンウィングですので
物理的にドアの半分より上側はフェンダー内に斜めに入り込みます
サイドストレイクが干渉しないように
ギリギリで上手く逃がしている事が分かります^^
ドア全開時は、
ストレイクが開いたドアに干渉しないスレスレまでの角度になります
もし、これがドアとフェンダーのラインと同じラインで作られていたら
車を真横から見た際に
そこで切れ目が入って
この美しいラインは出ていないでしょう
こーゆう部位と構造とデザイン性を知っているのと知らないのとでは
「金属製の長いサイドストレイクが付いている」
というだけの認識ではなく
「ここ見てよ♪
ギリギリで逃がしてんだぜ!!
どうよ^^
カッコいいだろ♪」
と、話す表情も
童心に帰ったかのような所有満足感で車への愛おしさも増します^^
・
次のお話しです^^
これ、知らない人が多いのでは?と思う
室内側のBピラーに装着されているこの部品
普通はルーフ上部に
取っ手が付いていて後席から降りる時に
その取っ手を掴んで降りるのだと思います
下の写真はMINIです
下の写真のように
RapideS(Rapide)には取っ手が1つも付いていません
英国でのRapide研修の時に聞きた事があります
「どうして付いていないの?」
ゲイドンの人はこう言いました
「カッコ悪いから」
後席上部には取っ手があるもの
という既成概念を破る感性が好きです^^
とはいえ
後席から降りづらいので
これは降りる際に人が掴む為の取っ手です
使わない時はマグネットでBピラー側にカチッとくっついていますので
走行中にも遊びませんので余計な音もしません^^
この機能を新車ご納車時にご説明すると
大抵「ワハハハッ♪♪」と笑顔になります(笑)
これを知らないで中古車を購入して
部位の意味を家族に伝えずにいると
家族からは「降りづらい車ね・・(怒)」
と必ず評判が悪くなります(笑)
・
長くなってしまったので
次回も少しRapideの細かな事を書こうと思います^^
ではでは^^