3シリーズの極み・超~~希少モデルN54型の335iカブリオレ
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ずっと意識していたモデルを仕入れできました^^
仕入後、所沢陸事にて自社名義に変更^^
いつもの通り、区画の一番端に停めて車に傷を付けられないようにしながら
道中での走行中の異音やアライメントの具合や各部のチェックをおこないます
帰社後は、ホイールを外して足廻り周辺のチェックと清掃をおこないます
Mスポーツサスペンションが入っていますので車高が低くて
ジャッキが入りませんでしたので
木っ端を噛ませてからジャッキアップです(笑)
BMW純正のMスポーツサスペンションです^^
ブーツ類も問題はない事を確認して
やっと写真撮影も終えて掲載スタートです
ここでザックリと今回の新入庫車 「E93型 BMW335iカブリオレ」の事をご説明いたします。
BMW3シリーズのクーペを「E92」と称しています
そのE92モデルのカブリオレボディーが「E93」と称します
E92とE93には
前期・中期・後期の3モデルが存在します。
「前期」モデルは
生産期間 2007/01-2008/10までで
N54エンジン+ZF社製トルクコンバーター式6速AT
直列6気筒DOHCツインターボ
第一世代のiDriveシステム
「中期」モデルは
生産期間 2008/11-2010/04までで
N54エンジン+ゲトラグ社製7速DCT(デュアルクラッチトランスミッションAT)
直列6気筒DOHCツインターボ
第二世代のiDriveシステム
「後期」モデルは
生産期間 2010/05-2012/02までで
N55エンジン+ゲトラグ社製7速DCT(デュアルクラッチトランスミッションAT)
直列6気筒DOHCシングルターボ
第二世代のiDriveシステム
となります。
よ~~く上記の3種を比べてみると分かる通り・・
ツインターボエンジン搭載のN54エンジンで
7速DCTミッションが搭載されていて
第2世代iDrive搭載モデルは?
となると
中期モデルだけになります!
このツインターボエンジンの事を補足しますと
「高精度ダイレクトインジェクションパラレルツインターボエンジン」
と称されています
エンジンの特性は?
BMWの6気筒はシルキーシックスと呼ばれ定評がありますが
そこにツインターボが搭載されているという事です
低域、広域共にとてもパワーがあって素直に「速い」です。
言わずと後期のシングルターボモデルに比べて
ツインターボモデルの方が圧倒的にパフォーマンスが優れているのは言うまでもありません^^
加えて、
前期モデルの6速トルコンATより
DCTの方が走行性能的にも優れているという事も明白です^^
DCTとは、
MTと同じようなクラッチを2系統持ってて、
奇数段と偶数段を交互に繋ぎ変えながら変速する事で
素早くて変速ショックが無い変速が可能になった
革新的なシステムです。
・
中期モデルは、このいいとこ取りのモデルなのですが、
わずか1年半ほどしか生産されていない希少なモデルとなります
どうやら・・生産コストが高すぎて短命だったらしい・・・
その短い生産期間の中で
更にさらに
希少な中期モデルのカブリオレがこの車になるのです
このN54のツインターボの特性は、
1,2,3気筒と、4,5,6気筒をそれぞれ別の小さなタービンが担当している為
ターボラグをほとんど感じないフィーリングです
ダブルクラッチ式のDCTと相性が良いという事でもありますね^^
過去の僕が所有したターボ車は
下がスカスカで急にドッカ~~ンとくるので
コーナーでのアクセルONのタイミングも絶妙でした
そんな希少で抜群なモデルの335・・・
車の顔は同じでもトルクコンバータを使った前モデルの6速Aバージョンのシフトレバーが
下の写真です
荷物もそれなりに積めて、
4人が一応乗れて、
普段はクーペに見えるスタイリングで
郊外では何物にも変えがたいオープンカーになる。
ワインディングを走っても、
レスポンス抜群のパドルシフト付のDCTと
3リッターツインターボと
車高が低く固められた
Mスポーツパッケージのスポーツサスペンションで
ハイスピードコーナリングも楽しくなります^^
日常使いでも
スポーツ走行でも
お洒落な場でも
様々なシーンに答えてくれる愉しい1台です
この車の希少性と魅力を
「分かる人」
に乗っていただきたいと思います
市場では荒れた個体が多い車種かもしれませんが
22,000kmという奇跡的な走行距離と
前オーナー様が几帳面でとても大切にされていた事が様々な箇所に分かる
上質でハイクオリティーな1台です
BMW335iカブリオレのあるライフスタイルを是非とも体験してみて下さい^^