「名人」という車
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アウディ(Audi)のエンブレムは “フォーリングス” と呼称されます。
その輪ひとつひとつが自動車メーカーの
アウディ、DKW(デーカーヴェー)、ホルヒ、ヴァンダラーを表しています。
今ままで、4気筒エンジンのA4や、V8エンジンのアウディには複数回乗った事がありますが、
V6エンジンのスーパーチャージャーのS4は、乗った事がありませんでした。
近所を試運転しただけではありますが、
ひとことで表現すると、
「商品としての総合クオリティーが高いのは流石のアウディなので勿論なのですが、
メチャクチャ速いし、すばらしくいいクルマ!」というのが実感です(笑)
プッシュスターターでエンジンをかけると
タコメーターの針がフォン!と全開まで駆け上がる演出も好きです。
ターボではないので、低回転からトルクが出てきて軽~~くアクセルペダルを踏み込んだだけで、
猛然とダッシュします。猛然という言葉では表現しきれない速さと感覚です。
カタログ値は333馬力とありますが、控えめな性質のアウディというブランドカラーから
333馬力も実際より控え目な数値じゃないの?と思える超絶な加速力です(笑)
フッと我にかえるまでツーリングワゴンである事を忘れてました
サーキットやワインディングには行っていませんが、
ステアリングのロックtoロックは2回転と少ししかないので、
当然、スパッ!!とノーズが入ります。
S4では変速機にデュアルクラッチのSトロニックが採用されています。
ギアの奇数段と偶数段用に分けた2つのクラッチを使って
変速時間を可能なかぎり短くするとともに、シフトアップ時のトルクの落ちが無いので
シームレスな加速と、そのサウンドは男心をそそります。
タコメーターの針もほんの一瞬だけ「ピクッ」とするだけで
2速、3速、とスムーズにシフトアップしていきます。
フルタイム4WDといっても
前後の駆動力配分が4:6ですので、
FRに近い感覚でドライビングできます。
加えて
「アウディドライブセレクト」というアウディ初の最先端機能が搭載されたこの「S4」は、
エンジンのパワー出力、ステアリングアシスト量、ミッションの変速タイミング、
足回りのダンピングの硬さ、後輪左右のロッキングファクター変更を統合制御するシステムです。
これを「スポーツ」を選択すると、水を得た魚のごとく、
「運転が超~楽しい!!」
となります♪
この「アウディドライブセレクト」は
「インディビジュアル」機能として
センター画面で「スロットル」「トランスミッション」「ステアリング」「ダンパー」「デフ」を
それぞれ、独立して
「コンフォート」「オート」「ダイナミック」と選んでセッティングできます。
また、アウディの市販車としては初採用の後輪左右駆動力を可変配分する
「リアスポーツディファレンシャル」も標準装備されています。
これは、コーナリング中に外側の後輪が路面を力強く蹴り車体を旋回させていく。
という機能ですので、
インディビディアルで車両をセッティングする際に
このスポーツデファレンシャルが効くという事を頭に入れながらセッティングをするという愉しさ♪
こーゆうのは、男心をくすぐりますし、所有満足感が高まる至福の装備でもあります♪
その他にも、様々な箇所を自分の好みにセットできます。
次回は素敵なインテリアについて書こうと思います♪