普通じゃない4ドアセダンが好きな人へ F80
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BMWの「M3」は、
BMWのモータースポーツ活動やハイパフォーマンス車の開発を担うBMW M社が手掛けた
「3シリーズ」ベースの高性能モデルです。
今回、入庫したF80モデルは5世代目に当たりますね
・
1世代目は、僕がアルファロメオ155を販売していた時代の
バリバリのDTMを思い出します
直4の2300cc、E30モデルですね
当時、乗った事がありますが
恐ろしく回るエンジンとアクセルのツキで
普通の住宅街の十字路でスピンしそうになった記憶があります
↓
2世代目は、若干オトナシクなった?
直6の3,000cc のE36モデルですね
オトナシクなったように見えてパワフルな車という評判でした
↓
第三世代目は、直6 3200cc のE46モデル
コンパクトでハイパワーなマッチョなボディーが好きです ↓
第四世代目は、クーペボディーとセダンボディーが存在したモデルです
V8の4000cc の420馬力となり
フロントが重い、、という賛否両論のモデル
↓
第五世代となる今回のモデルは
3シリーズの2ドアクーペは以降4シリーズに移行された事で
3シリーズは「セダン」のみのラインナップになりました
回頭性の良い直6を搭載した3シリーズの最強モデルとなる
F80 こと 「M3」が今回の1台です^^
拘りの仕入れの弊社として文句ない1台かと^^
7速のDCTツインクラッチのミッションを搭載して
ツインターボでシームレス、且つ、ド級な加速から0-100km/h 4.1秒
という動力性能を発揮します。
これはM3史上、最速タイムです。
エクステリアから見ますと
“ツインストーク”というらしいシャープなドアミラーデザインに目がいきますね
パッと見はツインスポークのドアミラーに見えますが
上側は繋がっていません
そして何と言っても
オーバーフェンダーと表現しても良い超~張り出したリヤフェンダーです
どの角度で撮影すれば
実際のド迫力感を伝えられるか
相当な枚数を撮影してしまいます(笑)
同時にデビューした同じエンジンを積む新型4シリーズのM4は
4シリーズクーペと同じボディーですので
フェンダーが張り出しておらず
細かな部分を見ないと4シリーズクーペかM4かの見分けがつきにくいです
M3は一目見て「すげ~な・・M3」という
存在感を醸し出しています
アルミ製となるボンネットもパワードームといわれる
まさに
「パワーありますよ!」と言わんばかりに真ん中が
モッコリと盛り上がっています
そのボンネットを開けると、
目に飛び込んでくるのは西城秀樹のブ~メランのような
カーボン製のストラットタワーバーです。
きっと貴方は戻ってくるだろう~♪♪
剛性に優れているこのタワーバー、重量はなんと1.5kg!
僕には愛猫(女の子と男の子)が2匹いますが、
女の子の方が3.5kg(男の子は5kgオーバー)ですので
1.5kgという軽さは「猫より軽い」ので
もの凄く軽いのが分かります(笑)
今回のM3は、
フロントの両フェンダーパネル、ボンネットが、アルミ製で成型されていますが
M3のもう一つのポイントは標準で装備される「カーボンルーフ」ですね
エクステリアの締まりが良く見えるのは勿論ですが
ボディーの上部は軽くて剛性が良い方が良いに決まっていますので
総合的な運動性能に起因していますね
運動性能といえば、
プロペラシャフトも「一本もののカーボン製」になります。
もう一つ
標準仕様のアルミホイールは18インチを履いていますが
この個体はオプションの19インチの鍛造アルミホイールを履いています
このアルミホイールのオプション価格は、¥278,000 です
鍛造にしては安いですが
新車オーダー時のみの価格ですので
後からこのホイールとタイヤを購入しようとすると100万円超ですので
最初から履いているのはお得ですね^^
さりげなく装着されているフロントフェンダー後部のアウトレット
よくある「なんちゃってデザイン」ではなく
フェンダー内の乱気流を逃がす役目として
ちゃんとフロントフェンダー内と繋がっています
言われないと気が付かないこのような作りこみは好きです^^
当然、フロントバンパーのガバッと大きな口を開けたダクトも
冷却とエアロダイナミクスを考えてデザインされています
斜め後ろ姿がカッコいい車は優れている
といわれますが
M3 も然り^^
センター寄りに配置された4本出しマフラーが映えますし
高性能車というオーラのある佇まいです
まだまだ、特筆モノのポイントがありますが
長くなったので次回に持ち越しという事で^^
因みに
レーシングなサウンドを室内に心地よく響かせるように
エンジン音をスピーカーから出しています
大人のスーパースポーツカーです^^