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レアモデル Audi RS5クーペ LHD 新入庫

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超~レアモデルなAudi RS5、

日本への導入は100台

車両価格は1204万円。

自社名義にするべく所沢陸運局です

「RS」モデルの生産だけはアウディのスポーツモデルの開発を手がける子会社

「quattro GmbH(クワトロゲーエムベーハー)」がすべてをおこなっています。

RSの価値ともいえる1つはRSだけの赤いヘッドカバーな

「自然吸気 V8 DOHC 4200cc エンジン」だと思います。

このエンジン、熟練の職人による手組みなのです(GTRみたいな感じ?)

同じ4.2Lの V8でも、A8用は350psで、4.2L V8FSIを積むS5クーペ用は354psです

V6の3000ccのS5カブリオレは333馬力

それに対してこのRS5のエンジンは

最高出力 450ps / 8250 rpm

最大トルク 43,8kg  / 4000~6000 rpm となります

上の写真、この車のエンジンルームです=綺麗でしょ^^

話し戻しますと・・

RS5のエンジンはR8に積まれる4.2L V8よりもハイパワーになります。

つまり、4.2L V8の頂点というべきエンジンが搭載されたモデルという事です

0-100 km は 4.6秒 で駆け抜けます

RS5の場合は、新しいクラウンギア式センターディファレンシャルが採用されて

最新のフルタイム4WDクワトロとなっています

シンプルなギア構造で従来式より2kgの軽量化がされているらしいです

通常のトルク配分は前輪側に40%、後輪側に60%の設定になっているのが

走行状態によってリアルタイムにトルク配分を変えてくれて

瞬時に前輪側に70%まで、後輪側に85%までのトラクションをかけてくれるシステムです

下の写真のマシンの古典的なクワトロ時代からすると

凄い進歩のシステムだと思います^^

もう1つ、

スポーツ走行性能を高める新しく採用されている技術として

「スポーツディファレンシャルシステム」といって、

後輪側の左右輪へのトルク配分を可変制御するシステムです

どうやら・・コーナリングをする際に外側のタイヤに後輪のトルクの大部分を伝達することで、

車両が外側にふくらんでいくのを防ぐ。というらしいです

さらに、

標準装備の「ESP」の1つの機能として”

「トルクベクタリング機能」を搭載しています

これはコーナリング時にグリップが低下するフロント内側の駆動輪に軽くブレーキをかけると同時に

フロント外側の駆動輪にトルクを伝えて旋回力を発生させてくれながら

リヤは前記の「スポーツディファレンシャルシステム」が自動制御してくれる事で

アンダーステアを低減するというシステムです

僕がサーキットで見た後ろ姿の

フロントタイヤが内側に切れ込みながら曲がるカッコ悪い姿勢が

「無くなる」のだと思います^^

そして、Audiといえば「ドライブセレクト」ですね

RS5も然り、走行モードを室内のボタンで切り替えられる「アウディ ドライブセレクト」が

標準装備されているます。

「Comfort」「Auto」「Dynamic」そしてドライバーがステアリングのレスポンスや

サスペンションの設定を選べる「Individual」と4つのモードがあります

「Comfort」はハンドルの切れ角も比較的大きくなります

足のダンパーもソフトになり快適に走れるクーペという印象を感じさせてくれます

「Dynamic」にしますと、まったく別の性格を味わうことができます

街中の流し中ですらサウンドが変わるのが分かります

そして、アクセルのレスポンスも敏感になります

ステアリングの切れ角はクイックになってダンパーも硬くなるので

ほんの少しだけステアリングを入れるだけで敏感にノーズが入ります

この、アウディドライブセレクトがコントロールするのは、

エンジン特性、変速タイミング、ステアリング、スポーツディファレンシャル、

エグゾーストフラップなどです

特に前記の様に「Dynamic」を選択すると、

エグゾーストフラップの制御が変わり、

弾けるようなレーシングサウンドが弾けます

特にシフトダウンのブリッピングは迫力あります

ある意味、ランボやフェラーリの様な

派手な演出がなされていないクーペボディーから放たれる

このサウンドは「分かってる大人が乗る車」というイメージでしょうか^^

なにより

超~~~速いです(笑)

とある道路でほぼ全開加速?をしてみましたが

8000rpmを回っても加速に鈍りはなくてビックリです。

余談?ですが

オプションの20インチのアルミを履いているバージョンは

フロントのワンダリングが大きくてチョロチョロ落ち着かない印象らしいので

標準のこの19インチを履いたモデルはベストなセレクションかと^^

加えて、右ハンドルは左ハンドルに比べて

「ポジションに違和感がある」というインプレのレポートの記事がありますし

オプションのホワイトナッパレザーを纏うこの1台は貴重車なのです^^

左ハンドル生産国のオリジナルな左ハンドルモデルを

ず~~と探していたので

この感性にご同感いただける方との

ご縁を楽しみにしております^^

いつも通り

足回りのブーツ類やパッドの状態などのチェックを兼ねて

タイヤを外して清掃と確認です

フロントは8ポッドのキャリパーが備わります

A5やS5とはオーラが違う前後のブリスターフェンダーがとても刺激的なフォルムです

若い頃、E30のM3時代に育った僕としては

このブリスターフェンダーに惹かれてしまうのです(笑)

少し多忙な時期ですので

販売開始までは少し時間がかかるかも(汗)