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Audi RS5クーペ LHD の希少性と細部のお話し

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先日、仕入れ後、販売準備中でしたRS5クーペ

ネット掲載開始いたしました

RS5クーペは2010年の3月のジュネーブショーで発表され

生産台数が初年度100台目標とされたモデルです

前ブログで記しましたが

RSのエンジンは1機1機、熟練工による手組み生産される為

実際には大幅に減産されていたとの話しらしいです

ベースとなる5シリーズが

2年後に垂れ目のヘッドライトへフェイスリフトがなされましたので

この顔のRS5はどれ程の希少モデルなのかが想像に容易いかと^^

加えて

左ハンドルのホワイトレザーのガラスルーフのバージョンは

新車時、本国受注生産モデルとなりますので

流通台数が極少なく

日本における正規ディーラー車としても希少な1台となります

450馬力、8250rpm 0-100km加速 4.6秒というスペックながら

派手なエアロを纏っていないのが

アウディの世界観でもあるのかもしれませんね

と思いきや・・

ハイパワーを受け止めるワイドタイヤを収めるブリスターフェンダー

自然吸気V8エンジンにエアを取り込むべくガバッと大きく口を開けたフロントフェイス

標準モデルのA5と比べると全く違いますね^^

5シリーズの特徴は

流れるようなサイドのプレスラインです

Audiのプレスラインは尖がっていますのでキレがあります

空力とダウンフォースの為に

120kmで自動的にせり上がるリヤスポイラーはRSだけの装備です

可変バルブ付きの大口径マフラーが迫力のリヤセクションもRSならではのポイント

標準のA5クーペと比べるとここも全く違いますね

強力なストッピングパワーな8ポッドのアルミ製ブレーキキャリパーは

やはり心を揺さぶりますね^^

ボンネットを開けると

赤いカムカバーな自然吸気V8エンジンが「RS」という証しを誇示しています

室内は・・

ハイパワー車にありがちなエンジンスタート時から緊張感を匂わすような

儀式や空気感はありません^^

普通のアウディのクーペと同じような感覚でエンジンスタートボタンを押して初めて

「低音で迫力あるV8エンジンのRSのお目覚め」となります

ファーストアイドリングが終われば

然程、煩くないアイドリングになりますので

マンションの駐車場内に響きわたるような爆音車ではありません

戸建ての条件でも早朝のゴルフにも近所迷惑にはならないと思います^^

敷地内に通勤用の車を置くご条件の開業医さんなども

来院の患者さんに対しての「立場的な顔」を気にする必要もないかと思います^^

今回のこの1台のポイントは

左ハンドルである

という事でしょうか^^

本国仕様と同じレイアウトの左ハンドルは様々な箇所で無理がなく

ドライビングポジションも

機能的なスイッチのレイアウトや操作性も

やはり自然体となります

右ハンドルですと

乗り込んで最初に触れるエンジンスタートボタン

これがシフトレバーの反対側の助手席側に位置します

まぁ、手は届きますので慣れの問題?

ナビとラジオのスイッチはどちらが操作する頻度が多いのか?

ナビスイッチも右ハンドルですと助手席側に位置します

アドバンストキーシステムですので

ドアロック解除からエンジンスタートまで

キーの操作は一切不要ですが

車に乗り込んでキー自体をどこに置く?

という場面では

ステアリングコラムの横にキーを挿しておける機能があります

ここにキーを挿し長押ししてもエンジンスタートができますが

一般的な右利きの人の場合

右手でエンジンスタートボタンを押すか

または、キーを挿すのもコラム右側になりますので

特に違和感は無いかと思いますが

右ハンドルですと

エンジンスタートボタンは左手側に

キーを挿す箇所もステアリングコラムの左側になります

必然的にキーを持ち替える事になります(笑)

そんなこんだですが

慣れれば問題ないと片付けてしまえば良いかもしれませんし

日本の道路事情では右ハンドルの方が走りやすいのも事実

どっちを取るか(笑)