» AstonMartin DB9 今,乗っておくべきNAーV12

AstonMartin DB9 今,乗っておくべきNAーV12

  • A) Aston Martin
  • C) ご納車や日々の事

「ジェームスボンド」=「007」=「AstonMartin」

言わずと知れたボンドカーとしてのAstonMartin DB9

実際には007の映画には登場していないのですが

カッコよくてセクシーな外観と

隠れたハイパフォーマンス性が

主人公のボンドのイメージと合致するからでしょう

「DB9」は、

「VHアーキテクチャー」という、

接着式のアルミ・スペースフレーム構造とアルミのボディパネルで、

スポーツカーに求められる軽量で高剛性のボディ構造を実現しています。

加えて、エンジン搭載位置をフロントノーズの奥に配置して、

ギアボックスはリアデフの直前に置くトランスアクスル方式で、

前後重量配分は50対50の理想的な数値を誇ります。

DB9のボディデザインも、デザインの黄金比(1:1.618)をとり入れられています。

AstonMartin社の本社、ゲイドンの職人によって

1台1台、作りこみがされた「フルオーダーシステム故、それぞれが世界に1台」

と言えます

そして

AstonMartinの車両は、これまで出荷した車の9割が現存していると言われています。

そんな中の希少な1台

新車販売時からファーストオーナー様に関わらせていただき

セカンドオーナー様からサードオーナー様に至る

全ての定期点検、車検整備を担ってきた1台です

今回、諸事情によりサードオーナー様の手を離れる事になり

里親として弊社にてお買取りをさせていただきました

新車オーナー様からサードオーナー様までの

保管場所、保管方法、乗り方、全て把握していますので

整備内容は基より

取り巻く全ての環境を含めた

「車の歴史を知っている」という事は何よりも安心です

本日、所沢陸事にて自社登録をおこないました

日本の中古車市場での文化的には

走行距離が3万キロ前後の中古車が需要多ですが

初度登録から18年が経過しているという観点でみると

この個体の走行距離は、

まだ、63,000 km となります

海外では20万キロ車でも抵抗が無いという車ですので

車としての耐久性能は全く問題がありません

何よりも

上記に書かせていただいた「これまでの車歴」と

付属される整備記録簿が大きな安心材料です

中古車は

ただ、走行距離が少ない方が良いという訳ではありませんので

乗らなすぎより、

ほどよく乗られていた方が

「ちゃんと乗れていた」

と考えられるというもんです^^

色々と気をつかう要素が多いのも12気筒エンジンでもありますが

それ以上に、所有する歓びが大きいのも12気筒エンジンです

EVが主流になるつつある昨今

自然吸気12気筒なんてなかなか乗れない時代になります

人生、一度きり

現在はAMG製エンジンになってしまったAstonMartin車ですが

AstonMartin製エンジンの自然吸気V型12気筒エンジン

FR駆動

トランスアクスル方式のスポーツカーレイアウト

その理想的なバランスからレースでの活躍は

ここでは書ききれません

レーシーな性能とは裏腹に

ブリッジオブワイヤー製のフルレザーインテリアと

本物のウォールナットパネルからなる上質な空間

年数が経過しても劣化しない本物の価値のある車

所有してみてはいかがでしょう

実際に乗っていても

この味「いいなぁ~♪」としみじみ思います

この車の乗り方を、色々、細かなお話までさせていただきます

僕の愛車

V8Vantageのハルコーポレーション号も然り

何かとコストはかかるかもしれないけど

「他には変えがたい所有している歓び」

があります

下写真のバッチを持っているのは

日本に数人しかいません^^

AstonMartinのゲイドンでの研修とサーキットテストを受けて

授与されるバッチです

これはサーキットコースのテストドライブで

「おまえの走りはクレージーだからテストコースから出ろ!」

言われるような走りをしないと貰えないバッチです

は、冗談です(笑)

DB9はそのデビューから

後期モデルと称されるフェイスチェンジされるまで

知る人ぞ知るマイナーチェンジがなされています

初期モデルはメーター類などがオレンジ色で

センターパネルの3つの空調のダイヤルもパネルと同色の初期から

ダイキャストの金属製になります

まぁ、でも、

初期モデルでもその後のモデルでも

良し悪しはありません^^

それにしても

アクセルのピックアップが良いので

アクセルをチョンと踏んだだけで

グンッ!と加速するのには少し慣れが必要な感覚ですが

故に、オーナーでないとスムーズに乗れないかも?

というこの車ならではの所有満足感を感じるのも事実^^

販売前準備中のお話はまた次回に^^