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E89型 Z4 2.0i Msport 少しだけロードインプレ

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今回仕入れをおこなったZ4を自社名義に変更する為に所沢陸運支局に行ってきました。

前回のブログの続編を兼ねてその道中のインプレです^^。

Z4は、BMWロードスター初の

「メタルトップ・バリオルーフ」を採用したモデルとなります。

ルーフの開閉はボタン1つでおこなえ、開閉時間はいずれも20秒で可能です。

ルーフを開ければ爽快なオープンエア・ドライビングが楽しめ

閉めればクーペならではのドライビングも楽しむことができます。

なんといっても、

後継モデルとなる現行型のZ4(G29)はトヨタのスープラの姉妹車となるので

オリジナルなBMW社製のオープンカーの生産車としては

このE89のZ4が最後のモデルとなるのです。

加えて、現行型のZ4(G29)はルーフが「幌」となりますので

メタルトップのバリオルーフとしても最終型となりますね。

Z4のエンジンバリエーションは

2.5リッター6気筒 の「sDrive23i」というモデルと、

3リッター6気筒 の「sDrive35i」が存在していました。

2.5リッター直6搭載の「sDrive23i」に替わるエンジンとして登場したのが

このモデルの「sDrive20i」です。

sDrive20iは、2000cc直列4気筒DOHCツインパワー・ターボとなります。

最高出力は、184ps / 5000rpm、最大トルクは、27.5kgm /1250-4500rpmです。

無段階に作動する可変バルブ・コントロール機構のバブルトロニックや

高精度ダイレクト・インジェクション・システムにより燃料消費量を抑えていて

燃費は、13.4km/L(JC08モード)というエンジンです。

サーボトロニックのパワーステアリングは、

車速感応型で操舵力のアシストを連続可変制御することにより

街中のパーキングスピードでは軽くて、

高速走行時ではどっしりとした安定感を味わえるとのアナウンス。

本日は、街中レベルでの速度域にすぎませんが、

4気筒とは思えないスポーティーなエンジンサウンドも相まって

「駆け抜ける歓び」を十二分に楽しめました^^

比較するわけではないですが・・・

アストンマーティンはステアリングの中立付近の遊びが全くないと言っても過言ではないほど

ステアリングの動かし方に過敏に反応します。

100km位で走行していても

感覚的には1センチ動かすと

その動かした分以上にノーズがその方向に向きます。

私は走行中、よそ見をしている頻度が多い事もあって

アストンで高速道路を走行していると

その過敏なステアリングの応答性故に

自車の車線の真ん中を維持できずにフラフラフラフラしてしまうのです(笑)

Z4に少し乗って感じたのは

ドッシリとした直進安定性に安心感を覚えたのが印象的です。

風と空気を感じながら走る感覚は

オープンカーの醍醐味です。

レンタカーなどでオープンカーを借りて走るのと、

マイカーとしてオープンカーを所有しているという感覚とは

全く別物です。

人生は一度きりです^^。

Z4に関しては

そのロングノーズ&ショートデッキ故に

「長いボンネットと自身のドライビングポジションが

普通の車のポジションとは違う感覚に戸惑う感覚がある」

といわれています(誰が言ったのでしょう・・・??)

僕は、着座ポジションの異様に低いアストンを長く扱っていた事と

自身の車も鼻が長くて車高も低い異様な車を複数所有してきたので

運転席からボンネットが見えなくても

全く何とも感じませんでしたが・・・・、

そもそも、独特な感覚や

癖のある車こそ

それが

「愉しくて」

「癖になって」

「可愛くなる」

というもんです。

他車とは違う感覚がある車・・

おおいに賛成です^^

オープンで優雅にも走れるZ4ですが

多くのレースシーンから培った運動性能により

ワインディングでも楽しめる車です^^

これ、良いと思います^^