コンクールブルーRapide 販売前準備の巻
- A) Aston Martin
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前ブログで記したカタログカラーなコンクールブルーを纏うRapide

インテリアも高額なオプションのリヤエンターテイメントを装備し
お洒落なレザーカラーを纏いRapideならではの空間を演出します

そんな1台
販売前の準備のお話しですが
6Lの自然吸気V型12気筒エンジン搭載の世界一美しい4ドアクーペ
この個体は、新車時から僕が関わっています

僕自身の気持も安心感がありますし
ご購入いただけるお客様も安心できるかと思います
過去の整備は
前職のアトランティックカーズと仲間の整備工場でメンテナンスをおこなってきています

販売前にいつものようにタイヤを外して
ロアアームのブッシュ類のヘタリや切れなどをチェックします

下から見ないと分からない箇所は勿論ありますが
フェンダーの中に頭を突っ込んで色々とチェックしておく事で
工場への納車前整備の内容の指示にも役立ちます





この個体は、そろそろブレーキパッドの交換時期が確認できましたので
4輪ともブレーキパッドは交換してしまいます
インジケーター上には何も表示されていませんが
表示された時点ではパッドセンサーがローターに接触するという事ですから
弊社でご購入いただいたお客様へのご対応として考えています
正直・・
パッと見は何ともないですし
インジケーターも表示されていませんので
他社さんでは絶対にあり得ない作業です^^

フロントもリヤも
キャリパーやローター回り、ハブのハウジングが汚れてしまっています
流石に、どんな整備工場でも
毎年の点検整備時や車検時にここの部位は清掃はしませんので仕方ないです


素材的に少しブツブツが残ってしまいますが
ホイールをつけた後でも見える箇所ですので
気持が良い状態になりました^^



ダブルウィッシュボーンの箇所を綺麗にすると
アッパーアームにAstonMartinのロゴが現れます


よく見るとロゴの書体が旧型のロゴだという事がわかります
違いは分かりますか?
アストン乗りの方は分かりますよね(笑)
新型ロゴはこれです ↓

実は
現行はまたリニューアルされていて
これが現行のロゴです ↓

この旧型ロゴが刻印されているダブルウィッシュボーンのパーツ
いつの時代からこのパーツを使っているのだろう?
ダブルウィッシュボーンの足回りの
V12ヴァンキッシュでさえも新型ロゴなのに?

ぃゃ・・
このVHシャーシの構造になったのはこのDB9からのこのモデルからだから
パーツ製造のサプライヤーがロゴの型を新型ロゴにしていないだけ?
とか(笑)
調べたくなる事も発見します(笑)
次^^
フェンダーライナーは
走行音などが室内に共鳴してしまう事を軽減する為
プラスチックではなく特殊な素材で成型されています
この素材は輸入車の中で高級に位置する車種は取り入れていますが
Rapideのそれは「厚くて毛が多い」ので
ゴミがへばりついてしまって取りにくいのです


因みに、この素材は重量が嵩むので重量に拘るVantageは軽量なプラスチックです
一生懸命にゴミを取ってライナーも綺麗にします^^



販売前にこのように綺麗にしてあげますので
弊社の室内倉庫から店舗への移動や
その逆も然り・・
雨天時は走りたくないのです(笑)


移動する時は雨天時は避けて路面も濡れていない時しか走りません(笑)