» Rapideのエンジンサウンド動画と販売準備の巻

Rapideのエンジンサウンド動画と販売準備の巻

  • A) Aston Martin

ストックに掲載済みのコンクールブルーに続いて

新入庫なシルバーブロンドを纏うRapideの巻です

英国の誇るゴージャスな4ドアサルーンとしてのRapideですが

Rapideのデビュープロモーションとして

ベッツCEOが自らドライブして参戦したニュル24時間も知られた話しですね

Rapideは

「ただのサルーンじゃないよ」というプロモーションですが

市販のノーマル状態から軽量化の為に内装を省いて最小限のチューニングをしただけの

ほぼ純正状態のマシンで参戦し

見事に完走しています

純正スペックでも最高速303kmを誇りますので

全然、余裕の参戦だったのでしょう^^

ニュル24時間といえば、

のちに、シグネットが誕生するキッカケにもなった

豊田社長との同じピットでの会話も有名なところです

ところで、

英国アストンの本社社内には

エキゾーストサウンドの演出だけを担う部門があります

そのスタッフによりRapideのエンジンスタートのサウンドが作られました

「世界一美しい4ドア」

と唄われたエレガントなフォルムから放たれるエンジンスタートサウンドです

ただの4ドアじゃないよ^^

と言わんばかりの雄叫びを上げて目覚めます

前職のアトランティックカーズ時代に

何度も自宅に乗って帰った事がありますが

正直、朝早いと・・・気が引けます(笑)

が、ファーストアイドリングが終えれば

まぁ・・然程でもないので一瞬の出来事だけで済みます(笑)

エレガントなインテリアと

自然吸気V型12気筒のサウンドの反比例さが

男心を擽るってもんです^^

話し始めるとキリがないRapideの魅力ですが

自社登録も終えたので

販売に向けて準備に入ります

いつのようにジャッキアップして足回りのブーツの状態をチェックしながら

パッドの残量もよくチェックします

下写真、ビフォーです

普通はこ~ですね

下写真、アフターです

ホイールの裏側は勿論ですが、

ハブのハウジング部も気持の良い状態にしてあげます

これ・・アストン乗りになれば知っていた方が良い話かもしれませんが

ブレーキ時というのはフロントに荷重がかかるので

普通の車はフロントブレーキのパッドがリヤよりも早く減ります

まぁ、当たり前です

ところが、

アストンマーティン車全般にいえるのですが

アストンマーティンはフロントよりリヤの方が早く減っていきます

何故でしょう?

そうです^^

ブレーキング時にフロントのノーズダイブを極力減らして

コーナリング進入時にリヤの荷重が抜けて姿勢が安定しない事を避けるように

セッティングされています

極端ですが、F1マシンもそうです

ですので、

リヤのパッドがフロントより早く減っていきます

街乗りレベルでの速度域で普通にブレーキを踏んで停まると

殆どリヤのブレーキで止まるといってもいいくらい?

って、、、それ程でもないかもしれませんが(笑)

ですので、

サーキットやワインディングで

コーナー手前でブレーキングをしてフロントに荷重をかけて

ブレーキを抜いた瞬間の少しフロントに荷重を残したその瞬間に

フロントをコーナー出口に向ける

というようなアングルの時・・・・

普通の車よりグワッ!!っと荷重をかけないと

リヤが引っ張っていますのでフロントの向きが変わりづらい

というような感じになります

でも、

あまり極端に荷重をかけてリヤを抜いて加速状態にアクセルONすると

簡単に上の写真のような状態になります

その具合加減が難しくて楽しくてたまらないのです(笑)

まぁ・・アマチュアレベルの話しですけど(笑)

すこし脱線が長くなってしまいました~~(笑)

Rapideのフェンダーライナーは遮音効果の為プラスチックではないので

ゴミがへばり付いて取れません

ここは当然、綺麗にするべく

手でゴミを1つ1つ取りながら綺麗にします

この個体は純正パッドではなく交換されています

青色なのでエンドレスですね^^

パッドダストも純正よりは少なくて鳴きも少ないのでGoodです

タイロッドやアッパーアーム部のブッシュも肝ですので

キチンと状態を把握してチェックしておきます

EVが蔓延ってきた昨今

自然吸気V型12気筒のFR

ある意味・・・今しか乗れない車

そして、所有していくべく良い個体は?

感性の合う人とのご縁を楽しみにしています

この希少な美車、

販売スタートまでもう少しかな・・