» DB9弊社ならではのいつもながらの濃い整備内容(余談あり)

DB9弊社ならではのいつもながらの濃い整備内容(余談あり)

  • A) Aston Martin
  • C) ご納車や日々の事

G様にご成約いただいた超~藤崎仕様のDB9-GT

いつもながらのコストを度外視してしまう程の納車前整備を施しました

こんな姿勢をG様もご理解いただいていて

納車予定日が延びてしまいましたが快諾くださいました^^

ありがとうございます^^

通常の濃い整備の他に今回は幾つかの対策が・・・

「サイドブレーキレバー」

レバーを引くとロックがかかりますが

ロックがかかる位置が気になる・・

通常、3ノッチ程度の角度でロックがかかります

5ノッチ程度上げないとロックがかからない

(文章では表現が難しい・・・)

これ・・もし他社さんの納車整備内容でしたら

本当に全く何でもない内容です

「こんなモンです」と片付けられる事、間違いないでしょう

または気が付かないでしょう

これを適正角度でロックがかかるように部品を交換して調整しておきます

次、

「ナビゲーションシステム」

後付けのナビに変換してあります

これは、僕が新車納車時にオーダーいただき変換装着した仕様です

電動ポップアップシステムで

標準のガーミンとPanasonicのナビを使い分けられます

Panasonicのナビをコントロールする方法は

ワンオフでタッチパッドを製作し増設して

変換ナビ画面をコントロールする方法で装着しました

今回、タッチパッドが反応しなくなってしまっていました

ナビのGPSは生きているのでタッチパッド自体がダメか・・?

折角、変換ナビにしてあるのでガーミンには戻したくないし

どうにか、Panasonicのナビを活かしたい

これも、もし他社さんでしたら

タッチパッドはオンオフ物ですので修理不可能なため諦めてください・・

と言われるかもしれません

パッチパッドを外して何が原因で反応しないのか調べて

分解、検証を繰り返して・・・直しました^^

活かせてよかった~~~!!

「シートモジュール」

DB9やRapideに多発しているシートモジュールトラブル

シートが一方方向にしか動かなくなってしまうという症状

これ、運転席側、助手席側 問わず発生します

もし、運転席側に発生して、しかも、座面が前方向にしか動かない場合

「あれっ?」と何度もシートを前に動かして、後ろに動かそうとした結果

前方向にしか動かない為、気がついたら・・・

人間がシートに座ってハンドルを操作できる状態ではない程シートが前になっている状態になります

背もたれが前方向にしか動かい状態も然り

「あれっ?」と何度か動かして気が付くと、

人間が乗れないくらいステアリング近くまで背もたれが前に倒れている状態になります

今回、助手席シートの座面が後方方向にしか動かなくなった

という症状が出ていました

シートモジュールを脱着して接点復活などの修理と

アストンマーティン専用テスターでキャリブレーション作業をおこないました

心配だったのは中東情勢の事もあり

もし部品の調達が出来なかったら・・困った事になってしまいましたが

間一髪、なんとか大丈夫でした^^

次、

「リミテッドスリップデファレンシャル」

アストンマーティンは後輪にリミテッドスリップデファレンシャルが標準装備されています

アストンマーティンならびにスポーツカーならではの装備ですが

このデフオイルの交換を怠るとステアリング操作時に

運転席に座った自身のお尻に微妙~~~~な微かなゴリゴリ的な違和感を感じる事があります

とくにそれを感じようとしていないと感じませんし

感じようとしても

そもそも、その診断をおこなうための運転操作ができなければ何事も起こりません

オーナー様自身でも分からない方が殆どですね

車の特性と癖を知り尽くしているからこその診断になります

低走行で丁寧に乗られた車であっても

油脂類は劣化してしまいます

この「デフの状態を感じで判断」してキチンと予防整備を施します

予防整備なので、癖を知らなかったら整備コストもかからないのですが・・

知っているが故に・・納車前にコストをかけます(汗)

そんなこんなで

整備も終えて最終工程のボディーコーティング施工になります

弊社まで出張で施工作業をしてもらいました

まるまる2日間かかります

下の写真はリヤフェンダーの前に貼られている純正のプロテクションフィルムなのですが

気が付かない内に、フィルムの境目の部分に汚れが蓄積してしまい

だんだんとフィルムの存在感が増している状態になっています

下写真 左右のbefore

物理的に考えても仕方ないのかもしれません

この部位も相当に手をかけて下写真のクオリティーまで仕上げました

下写真 左右のアフター

良いのか意味が無いのか分かりませんが・・

こ~ゆう部分に拘ってしまうのです・・・

言わないと気がつかれない部分です

ですので、

あえて言います(笑)

そして、

ご指示いただいていた「V12エンブレムの取外し」

忘れないように取り外します^^

外すと分かるエンブレムの材質!!

重量感のあるメタル製です

外さないとまず分からない「本物に拘る車作り」

よく見ると

V と 12 が重なっているデザインの細かな演出!!

そして、

こんな小さなエンブレム1つにもプラスチックを使わない事が

この時代のAstonMartinの魅力の1つでもあります

余談?ですが、

DB11以降の現行モデルのリヤに装着されているAstonMartinロゴ

凄くカッコよいです

が・・・

僕くらいでしょうか(汗)

触って・・叩いて・・・素材を確かめてしまうのは(汗)

プラスチックなのです・・・・・

先々は僕も扱う事になるDB11やDB12・・

AstonMartinの特徴的でアイデンティティともいえるサイドストレイク

触って一目瞭然・・・プラスチックになってしまっていました

AMGとの影響もあるのかもしれません

嫌な奴に思われるので

あまり触りませんがヴァンキッシュは金属みたいです

もう書くのは止めますね(汗)

話しがズレてしまいましたが

「僕が考えた仕様」を纏う

世界に1台のAstonMartinDB9-GT

10年前の取説に僕のサインがありました^^

ご納車までもう少しです^^