厳選新入庫 DB9Coupeの魅力「エクステリア編 その1」
- A) Aston Martin
AstonMartin 車の左右のドアは、斜め上に跳ね上がるように開きます。
「スワン・ウィング・ドア」と呼称されていて
その斜め上への跳ね上がり具合は
ルーフラインよりも上にあがります。
まさに、飛び立つ前の鳥の如くです^^
一般的なドアのような開閉度が
「1ノッチ目⇒2ノッチ目⇒全開」というような動きはしません。
スワンウィングドアは12度の角度で斜め上に開くだけではなく
前方にも傾いて開きます。
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前方に傾く事まではご存じない方が殆どですが
他車と比べても、相当にフロントフェンダー内にドア前側が入り込みます。
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ドアは油圧ダンパーで保持されますので
20度以上になれば自由に保持され、全開時の開口部は75度ものにも達します。
車の隣のスペースに制限されることなくドアの開閉をおこなえるメリットがありますので
隣の車や壁などへの双方のドア傷の防止にもなります。
DB9として書いていますが
V8Vantageでも同じです♪
また、
路肩に寄せてドアを開ける際にも
路面よりも一段高くなっている歩道などにも
ドア下部の接触によるダメージを防ぐことができます。
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排水の為に、路肩側に傾斜が強い路面などに停車した際にも
このドアのメリットを感じます。
加えて、乗員が乗り降りする際も
靴の先端がドア内装下部に接触して傷を付けてしまう事も防げます。
車高が低いのに
乗り降りがし易いのです♪
この油圧ダンパーは
経年劣化で油圧が弱まってしまいます。
僕は、新車時(新品油圧ダンパー)の感じが、
肌に染みついてしまっていますので
一見、普通に保持していてるようでも
少しの油圧の弱まりでも分かってしまいます・・(汗)
ですので、
弊社では、
ご納車前整備のメニューとして
どのお車でも左右のドアの油圧ダンパーは交換してしまいます^^
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AstonMartinを所有して隣にお乗りになる方から
「へ~~!! このドア、斜め上に開くのね!素敵だわ!」
と言われたら
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「そうだよ♪ カッコいいでしょ♪
でもね、
ただ、カッコいいから斜め上に上がるという事じゃないんだよ^^
このドアだけでも深いロジックがあるんだ^^。
これもアストンの魅力でもあるんだ^^」
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な~~んて、
こんな風に
楽し気に、夢中に話すメンズを誰しもが微笑ましく思えますし
そんなアストンオーナーになっていただきたいとも思っています^^
ドアの話しだけでも長くなってしまったので
続きはまた^^