MINI F57の「ジョンクーパーワークス」って? その1
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巷で「MINI」は「ミニクーパー」と認識されている事が多いかと思います
少しややこしいですが・・・
「クーパー」はグレード名であって車名ではありません。
そして、ジョンクーパーワークスとは
名チューナー「ジョン・クーパー」という人物からの由来になります
ジョン・クーパー氏は、終戦後に「クーパー・カー・カンパニー」を創設します。
1958年に知人から超~ど初期の「ミニ」の試作車を見せられた時に
そのハンドリングに魅せられ『このハンドリングなら勝てる』と感じて
そこからその「ミニ」をチューニングした『ミニクーパー』が誕生する事になりました
(相当に端折ってのお話しです^^)
そして、
ローバー社からミニのブランドを引き継いだBMWが
「ミニクーパー」をグレード名として使用し続けています。
BMWになる前のローバーMINIが下の画像です
BMW傘下になったBMWーMINIが下の画像です
そして、JCWの初代モデルとなるR53のJCWが下の写真です
その後、モデルチェンジをうけてR56になり
そのR56のJCWが下の写真のモデルです
そして、このR56のコンバーチブルモデルがR57と称されて
そのR57のJCWが下の写真です
そして、
再びモデルチャンジをうけて生まれた最新モデルのF56が下の写真です
そしてこのF56のコンバーチブルがF57と称されて下の写真になります
そして、
そのF57の最上級グレードとなるのがジョンクーパーワークスで
さらに、そのまた上級グレードとなるのが今回の新入庫のモデル
「ジョンクーパーワークスコンバーチブル」になります
相当に端折った説明になってしまいましたが(笑)
数あるMINIシリーズの中で
エンジン、マフラー、サスペンション、ブレーキ等、
多くのパーツにレースのノウハウをフィードバックした最上級グレードに
ジョン・クーパー氏の名前を称したJCWが君臨します
現在の、BMW傘下のミニにおける
「ジョン・クーパー・ワークス」は、
そうしたOLDミニにおける「クーパー仕様」のヘリテージを受け継いだ
スポーツバージョンといった位置付けです。
英語表記では「John Cooper Works」となりますので、
その頭文字をとって「JCW」という略称で呼ばれています
MINI乗りになると、最終的に行き着く先はこの「JCW」に・・
という気持ちになるのも理解できますね^^
現行MINIシリーズの中でも、
特にスポーツ度が高いのが「クーパーS」系と「JCW」の2グレードになります。
組み合わされるトランスミッションにも違いがあります。
話しはガソリンエンジンに振りますが
クーパーSが7速のATとなるのに対して、
JCWは8速ATを搭載します。
JCWでは出力が向上されたエンジンと相まって、
途切れることのないシームレスな加速感を味わうことができます。
そのハイパワーと最高級グレードのオーラを纏うJCWは、
普通のMINIとは違う気迫あふれるオーラを漂わせます
超高性能バージョンのトップモデルとして君臨しているのがJCWなのです^^
大型のエアインテークが備わる「JCW」専用のフロントスポイラー
向上されたパワートレインに合わせてJCW専用の4ピストンブレーキキャリパーを装着します。
このキャリパーはチリレッドの塗装が施されていて
「JOHN COOPER WORKS」のエンブレムが描かれていて
ストッピングパワーもさることながら
所有満足が高まる演出がなされています
サスペンションにも、JCWにはニュルブルクリンクで鍛えられた専用設計品を装備されます。
「クーパーS」を大きく上回るポテンシャルを持ち合わせている「JCW」なのです^^
長くなりましたので
次回は
JCWのハイパフォーマンス性だけではなく
快適装備にも充実している装備
そして、オープンエアの魅力についても記したいと思います^^
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